2013年5月19日日曜日

練習は試合のように、試合は練習のように!

こんにちは、宇都宮ラグビースクールの総務担当Mです。本日の1枚目の写真は4年生のこの写真からです。何やら浮かない顔で話し合っていますが、さあ何をやっているのでしょうか?
実は、この日の4年生、練習開始から集中力を欠きだらだらと練習していて、コーチに注意されてしまいました(泣)そして「自分たちでどうしたら良いのか、よく考えなさい!」と言われ、選手だけで話し合っている姿を写したのが、この写真です。選手が話し合い自分たちで何らかの結論を得るまで、練習はずーっと中断です。その間コーチはその場を離れ、選手だけで、ちょっと困った顔で一生懸命考え話し合っています。集中力を欠いた練習は思わぬ事故や怪我をまねく場合がありますから、安全面も考慮して、コーチは選手たちのために少しばかり鬼になります。

宇都宮ラグビースクールは競技力向上と合わせて礼節(挨拶・マナー・協力)を重視します。そして、練習や試合の際の用具準備・水出し・荷物の運搬などは可能な限り選手たちが協力して自ら行います。更に、今年度の指導テーマの一つとして「練習は試合のように、試合は練習のように」という言葉を掲げています。練習があってこその試合!練習を試合と同じように集中して一生懸命やることで、その延長線上に試合での良い結果があるということです。ではラグビーがうまくなれば良いのか?試合で勝てれば良いのか?いや、そうではありません。これらはすべて、スクール創立時の理念である「ラグビーを通じて絆・感謝・尊敬を深めよう」を具現化した行動・指針なのです。

選手だけの話し合いは難航しているようです。子どもですから、上手に話しをまとめて「コーチに反省の意をアピールする(笑)」ような真似はできません。でも良いのです。それで良いのです。誰のためにラグビーをやるのか?何のためにラグビーをやるのか?親と子の絆、選手とコーチの絆、仲間との絆、対戦相手への尊敬、なぜ今自分はグラウンドに立ってラグビーがやることできるのか?支えてくれている大人たちへの感謝と尊敬、....そんなことを小学生が明確に意識するのは無理があるかもしれません。今はきれいな答えは出せないかもしれない。でもそれで良いのです。今、自分たちで悩みながら一生懸命に考えた経験、直ぐには上手になれなくても必死になってボールを追った日々、勝てなくても最後の1秒まで仲間と一緒にたたかった試合、その経験がいつか必ず君たちに大切なものは何なのかを気付かせてくれて、君たちの人生を支えてくれるはずだと、コーチたちは信じています。がんばれ4年生!がんばれ宇都宮ラグビースクールの子どもたち!

さてさて、のっけから少し重い話題でしたので (^_^; 、幼稚園生のみんなの笑顔を見て癒やされてください。後ろに写っているのは、コーチと、選手のお父さん・お母さんたちです。幼稚園生の練習では、お父さん・お母さんたちにも練習に加わっていただき一緒に汗を流してもらっています。このブログを見ている宇都宮周辺の幼稚園児のお父さん・お母さん!ぜひ、お子さんと一緒にラグビーで汗を流しませんか?
これは1~2年生の選手のみんなです。みんな良い笑顔です(^_^)/
今日は中学生も宇高のグラウンドで一緒に練習でした。ラガールたちもコーチの指導に熱心に聞き入ります。
中学生男子はハンドダミーなしでコンタクト!こんなの受けたらオジサンは体が壊れちゃいます (>_<) 絶対に受けたくありません(笑)。


私たちのホームグランドは、宇都宮高校ラグビー部さんより無償で貸していただいています。日頃お世話になっている宇都宮高校ラグビー部さんへ、グラウンド整備の足しにしていただくように、僅かですがスクールから寄付させていただきました。あれ?小島ヘッドコーチが寄付をお渡ししている相手は阿部校長? そうなんです、実は阿部校長は宇高ラグビー部のOB会長でもあるのです。というわけで、今日はスクール校長ではなく、宇高ラグビー部OB会長の役目を演じていただきました(笑)。

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