2013年7月20日土曜日

菅平2013~5・6年生~

こんにちは。佐藤です。
先日の菅平合宿&ラグマガカップレポート、高学年ver.です。
今回は高学年コーチの梶原さんにまとめていただいたものを中心にお伝えします。

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お世話になります。
高学年担当の梶原です。

初日は軽く練習を行いました。(曇天と少々の雨の中)
夜の食事タイムです。
6年生を中心に楽しく頂きました。
「まったく男子ってダメよねぇ~」「ねぇ~」

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「うひょーー!!」
 

2日目は前日の9時就寝が利いた為に早い子は4時前には起床していました。

試合会場には当日移動の校長先生から激励の言葉を頂戴しました。

いざ、戦いの場へ。


開会式も無事に終わり記念撮影です。


さすが高学年、凛々しいです。

試合前のリラックスした姿です。


折角のイケメンもこの調子。

どの写真にも

なぜかしっかり

写るカケル。

 
試合レポート

1試合目 VS高崎

結果1(後半1)対9(後半6)

前半は5分前までは膠着状態でしたが
高崎のFWの圧力に屈して3点取られハーフタイム
ハーフタイムにて連携確認をし後半へ
開始直後にコウキのTRY!!
追い上げ開始の狼煙と行きたかったのですが相手FWの力に負けてしまい
6失点にてノーサイド。

沢山のものを背負ってくれたキャプテンに感謝


2試合目 VS伊賀良(長野県飯田市)

結果0対10(後半3)

初顔合わせのチームでしたが、BKへの展開がすばらしく
宇都宮のディフェンスを翻弄しTRYを連発されました。
後半はFWBK一体になり相手の猛攻を凌ぎました。
前半に7失点をしてしまいましたが、後半は3失点と持ち堪え
精神力が少しは向上したと思います。

夕食前のミーティング、皆で話し合います。


3日目

3試合目 VS江東

結果 2(後半2)対7(後半2)

前日の悪い流れを変えれずに前半に5失点をしてしまいましたが
後半は2対2と互角でしたし2点目はロスタイムに得点と最後まで
諦めない精神には感服しました。

4試合目 VS世田谷(前年王者)

結果 0対16(後半10)

完敗です。
年度末にはリベンジします。(させます)
 

試合後の選手たちです。(元気がありません)

 
来年の早稲田カップは笑顔の姿を見たいです。
その為に選手全員とスタッフ一同にて精進し参りますので
ご父兄のバックアップを宜しくお願いします。

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以下余談です。


 
菅平にスーパー15の選手発見

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再び佐藤です。

私は中学年に張り付いていましたので、高学年の試合は少しだけしか見れておりません。
しかしながらその限られた時間の中、彼ら、そして彼女たちの頑張りは十分に感じることが出来ました。
劣勢の中、体力も切れかけ、それでも前に向かう姿勢を見ることが出来ました。
そんな彼らに、彼女たちに、素直な気持ちでありがとうと言いたいです。



 
帰宮、鹿沼グランドでの解散式
長旅を終え、疲労感漂う中にも、何かたくましさを感じる選手たち。
校長のありがたいお言葉を聞く姿勢にも、何か責任感のようなものを感じられたような気がします。
数多の先輩たちの歩んできた道を知り、彼らは何を感じてくれたのでしょうか。
今後の成長に、さらに期待したい宇都宮ラグビースクールの小さな戦士たちでした。


菅平2013~3・4年生~

こんにちは。初めて書き込みますコーチ佐藤です。

今回は7月13日~15日の菅平合宿及びジャンボリー大会について、平塚中学年コーチ・石垣中学年チーフコーチのレポートを中心にお伝えいたします。

まずは初日について、平塚コーチレポートより。

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中学年の初日

ほとんどの3年生にとって初めての菅平合宿。

 テンション↑↑


小雨の降る中、子供達はさっそうと走り出しました!
「ダボスを制する者は菅平を制す!! 」
石垣チーフの掛け声が澄んだ空気に乗って響き渡る中を。

大人はもれなく辛いです。

少し遅れてしまった子には、頂上から「頑張れぇ!」の声。応援する子もされる子も、とってもとっても微笑ましい。気付けば全員が頂上に広がる緑一面の丘を元気に走り出していました。


高学年も頑張れー!!

「わっしょ~い!!」

URS1のお祭り男・横山コーチの掛け声で宇都宮ラグビースクール伝統のチーズ祭りの始まりです。一斉に丘を駆け降りる子供達。
何回も何回も丘を登ったり駆け降りたり。ラグビーの時より体力あんじゃん!?なんて。。。まだまだ子供達の力を引き出せていないなぁ。

すると、ママ達も小雨の中、傘をさしながらダボスに登場!!こんなママ達の気持ちが子供達に伝わって、成長するんだなぁ。
「きっと素晴らしい合宿になる」
そんな予感を体全体から感じる、そんな素敵な初日でした。

この写真ですべてが伝わるのでは。


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次に、2日目・3日目を石垣中学年チーフコーチのレポートより。

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3年生 2日目
いよいよ菅平でのジャンボリー大会、3年生は試合開始から一生懸命。。

やってやる!という気持ちが空回り。。。

でも頑張れば頑張るほど個人プレー、自分勝手なプレーになってしまって悪循環に・・・
今までの様な個人プレーでは勝てない事を選手達も実感出来た試合だったのではないかと思います。





3年生 3日目
前日の反省をふまえ、捕まってもボールを投げない。しっかりポイントを作る事を目標に
試合に挑みました。結果、目標としたポイント作り、2次攻撃、3次攻撃のライン作りも何度か成功。
前日が嘘のような意識の高い試合が出来ました。試合には勝てなかったけど内容は100点満点
チームラグビーの第一歩を踏み出せた合宿となりました。

必死の、ラック&オーバー!


4年生 2日目



ナイスキック!!

試合開始直後は緊張?からか前日のダボス.チーズ祭りの疲れ?なのか動きが少し重く大丈夫かぁ?と心配しましたが試合が進むに連れ徐々に動きも良くなり、FW、BKともに積極的なプレーも出てきてひと安心。普段通りの力が発揮でた試合となりました。





4年生 3日目
昨年大敗した相手でしたが、子供たちは気合十分、前日以上の積極的なプレーで
一人一人が持てる力を全て出してくれました。

出たーーーー!!

結果もさることながら全員の成長を感じさせてくれる内容に応援に来てくれたお母さん達の目にも光るものが(T_T)

力強いオーバー、素早いパスアウト

感動を与える試合をしてくれた子供たちに感謝です。

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最後に、合宿全体を通しての石垣チーフ中学年総括です。

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平塚コーチの予感どおり、3年生も4年生も得るものが大きい素晴らしい合宿になったと思います。

戦いを終えて。。。

合宿で他のチームを見ていると、強いチームは自分達の試合がない時、他の学年が試合している時も真剣に試合を見て応援していました。遊んだり騒いだりするのは弱いチームだけです。
強いチームを見習ってURSも試合以外の所でも強いチームを目指して頑張って行きましょう!!

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ここから佐藤、追記です。

2日目、3年生敗戦の後。

涙にくれる。。
悔しさに、涙が止まりません。
負けたことじゃない。自分たちの目指したプレーが出来なかった。それが悔しい。
そしてそんな仲間を見て、慰めているうちに涙は伝染、、、
標高1300mの高地で得たこの経験は、いったいどんな未来につながっていくのでしょうか。



2013年7月7日日曜日

ラグビーでつながる人生

こんにちは、宇都宮ラグビースクールの総務担当Mです。本日、スクールの小学生と宇都宮ジュニア1年生は前橋ラグビースクールさんの胸を借り、遠征試合です!がしかし、.....私は仕事の関係で栃木県外へ出ることができず、前橋へ行けなかったのです (> <) 試合の写真とレポートを楽しみにしていた皆様、大変申し訳ありません!どうかご容赦ください m(_ _)m

さてさて、じゃあ私は何をしていたかと言いますと、宇高グラウンドで行われた栃木選抜の練習を見学していました。と、そこへ、懐かしい来訪者が、.....なんと!以前当スクールに4年生まで在籍していたS君とお母さんが遊びに来てくれたのです!S君一家はお父さんの転勤で4年ほど前に千葉に引っ越して行きました。引越して1~2年は合宿などに顔を出してくれていたのですが、ここ数年はお会いしておらず、とても懐かしく嬉しい再会です!中2になったS君はだいぶ大人びて すまし顔です(笑)。
S君のお父さんの実家が宇都宮市内にあるのですが、帰省ついでにグラウンドに遊びに来てくれたとの事。ところが、あいにくスクールは前橋遠征でグラウンドにいたのはメタボ親父Mだけ f(^ ^; S君とお母さんにとっては残念な結果でした (> <) でも、でも、メタボ親父Mは嬉しくてS君のお母さんとひとしきりグラウンドで話し込んじゃいました。なぜかって、それはラグビーに関わる者にとっては本当に嬉しくて、そして少し涙がこぼれるお話しを聞くことができたからです、.....。


S君には3つ上にR君というお兄ちゃんがいます。今年で高2になるR君もまた、小学生の頃から当スクールでラグビーをしていました。それは、私がスクールに深く関わる前のお話しです。


S君とR君の兄弟は小学生の頃に東京から転校してきました。東京で地元のラグビースクールに入っていた兄弟は、転校先の宇都宮でもラグビースクールに入りました。ところが、...当時転校先で馴染めなかったR君は登校拒否になっていたのです.....。お母さんは、なんとかR君の心を開いてあげたいと、それはそれは心配し、そして努力されたようです。毎週日曜日、お母さんはなんとかR君を車に乗せてグランドまでやってきます。でも、学校だけではなくグラウンドでも心を閉ざしてしまっているR君。R君はグラウンドに到着しても一向に車から降りてきません.....そんな時、

胸に秘めた熱い思いで、R君に優しい手をさしのべるラガーマンがいました。


それは誰あろう、昨年まで当スクールの副校長をやっていた千明コーチです。千明コーチは、残念なことに昨年末に転勤で仙台に行かれてしまったのですが、当時R君のコーチをしていました。いつも飄々とした感じで温和で面倒見の良い千明コーチ(^_^)たぶん今のコーチ陣も知っている人はほとんどいないかもしれませんが、実は、こんな熱い過去があったのです。


まったく車から降りようとしないR君。そんなR君に、千明コーチは駐車場に駐めた車まで出向き、優しく話しかけます。決して無理強いはしない、「気が向いたらいつでもグラウンドに降りてきなー(^o^)」、そんな会話だったようです。今週も、次の週も、そのまた次の週も、...諦めず、淡々と、でも根気強く。

そんな繰り返しが何度が続き、千明コーチの思いが通じたのでしょうか、それともお母さんの願いと愛が通じたのでしょうか....ある日心を開いたR君は、

ついにグラウンドに降り立ち、仲間たちの和に入っていったのです。

私はそのお話しをお母さんから直接聞いています。一度だけではなく、何度か聞いています。今回も少しそのお話しをしたのですが、お母さんは話す度に必ず涙ぐんじゃうんです。もう10年近く経っているのに、です。未だに話す度に涙ぐんじゃうんです。お母さんのその気持ち、私は痛いほどよく分かります。どれほどまでに息子を思い、心配し、そして愛したであろうか。心配で眠れない夜が何日もあったことでしょう。そして、そこに手をさしのべてくれた千明コーチ。千明コーチに対する感謝、ラグビーに出会えたことへの感謝、息子への思いと安堵の気持ち、そんな感情が次々あふれ、本当に嬉しくて嬉しくて、だから何度思い返しても涙が出てくるのではないでしょうか。


そして今日、更に嬉しいお話しを聞くことができました。R君一家が宇都宮から千葉へ引っ越した時、R君は中学生でした。引越し先の地元では残念ながらラグビースクールがなかったため、中学ではバスケットをやっていたそうです。高校はバスケットの強豪校へ進学、お母さんは内心ラグビーをやって欲しいと思いながらも、てっきりバスケットを続けるものだと思っていました。ところが、ところが、R君は「おれ、またラグビーを始めるよ」と言ったそうなんです!その高校は、ラグビー部はあるものの決して強豪校ではなく、それどころか現在部員数たったの2人! そのため、各大会へは合同チームでの参加となります。そんな環境で、またラグビーを始めることを決めたR君....どんな思いだったのでしょうか....。そして、そして、更に嬉しいお話しが!なんと!R君は今年千葉県のアンダー17の候補選手に選ばれたそうなんです!!

小学校で登校拒否だったR君。両親の愛と千明コーチの情熱でグラウンドに立つことができたR君。中学で一時ラグビーから離れ、そして部員数2人のラグビー部でラグビーを再開したR君。R君自身、おそらく、これまでたくさんの葛藤のなかで頑張って生きてきたものと思います。そんなR君が千葉県のアンダー17の候補選手に.....年齢とともに体中の色んな穴が緩んできて(笑)涙もろくなっているメタボ親父Mは、あふれそうになる涙を抑えるのに必死でしたwww

今R君は、アンダー17の最後のセレクションまで残ることを目標に一生懸命ラグビーに打ち込んでいるそうです。

ラグビーでつながる人生 .... こんな嬉しい話しはないですね!ラグビー最高です!



F田さん、見てくれていますか?約束通りブログに載せました。またいつかグラウンドへ来てください!待ってますよ(^_^)